依然水道工事が続いており、ご迷惑をおかけしております。まだ来週も診療所前の道路で工事をしそうです。
今週17日からインフルエンザの予防接種が始まりました。高齢者には松本市から案内が届いていると思います。今季から小児(3歳以上)は1回0.5mlの注射となりました。
今季一部ワクチンメーカーの注射が検定を通らなかったため、全体に品不足の可能性があります。但しいずれ供給されてくると思うので、あまりパニックにはならないと思われます。
それでも大事に使いたいと考えていますので、できましたら電話での予約をお願いします。
2011年10月21日金曜日
2011年10月11日火曜日
水道工事による通行規制について
当院に通院されている患者さん含め、当院にご用のある方皆さんに大変ご迷惑をかけております。先月から始まった水道管の工事が続いていて、当院の前の道路が通りにくくなっております。特に西側の南北に走る広い道からの進入(出川方面、本町方面)が現在はできません。
東側の相澤病院に向かう一方通行路から、相互タクシーのすぐ横の細い道を右折して来ていただくことが多くなっています。車で来られる方はご注意をお願いします。
現在はこんな感じですが、しばらくすると今と逆側が通行止めとなる可能性もあります。その都度お知らせするのは難しいので、お手数ですが回り道などをお願いします。
涼しくなり、車で来院される方が多くなっています。早く終わらせてほしいものです。
東側の相澤病院に向かう一方通行路から、相互タクシーのすぐ横の細い道を右折して来ていただくことが多くなっています。車で来られる方はご注意をお願いします。
現在はこんな感じですが、しばらくすると今と逆側が通行止めとなる可能性もあります。その都度お知らせするのは難しいので、お手数ですが回り道などをお願いします。
涼しくなり、車で来院される方が多くなっています。早く終わらせてほしいものです。
2011年10月7日金曜日
スティーブ・ジョブズ
多くのサイトなどに既に訃報やコメントが載せられていますが、昨日Appleの前CEOスティーブ・ジョブズが亡くなりました。
今さら1Appleユーザーがコメントすることでもありませんが、彼の偉大な所は、その発想力と想像力が素晴らしいことと、それを形(iPodやiPhoneなど)にしたことです。しかもそのデザインが秀逸で、最初のiPodのデザインは斬新なものでした。そして開発した技術(iTunesなど)をビジネスのためでなく、エンターテイメントなもの(音楽、映画の配信)に利用したことです。誰もが手軽にインターネットを通して使えるものを広めた功績は、今後長く讃えられ続けるでしょう。
まだ56才でした。
今さら1Appleユーザーがコメントすることでもありませんが、彼の偉大な所は、その発想力と想像力が素晴らしいことと、それを形(iPodやiPhoneなど)にしたことです。しかもそのデザインが秀逸で、最初のiPodのデザインは斬新なものでした。そして開発した技術(iTunesなど)をビジネスのためでなく、エンターテイメントなもの(音楽、映画の配信)に利用したことです。誰もが手軽にインターネットを通して使えるものを広めた功績は、今後長く讃えられ続けるでしょう。
まだ56才でした。
2011年10月4日火曜日
国民医療費
先日、2009年度の国民医療費が約36兆円となり、過去最高を更新したというニュースがありました。特に高齢者の医療費が増加していること、原因として高度な医療技術や高価な医薬品などが挙げられていました。
高齢化が進行している以上、医療費の増加は避けられません。皆が少しでも効果のある薬を求め、少しでも侵襲の少ない治療法を希望する限り、これらにかかる費用は減りません。医師も製薬会社もただで、最新の治療を提供するわけにはいかないのですから、どうしても負担は増えざるを得ません。
また各種疾患には診療のガイドラインが作られています。例えば高血圧のガイドラインを遵守するならば、大抵何種類か薬を投与することになります。薬剤費が減る訳がありません。以前書いたジェネリック医薬品を使ったとしても大幅には変わらないでしょう。無駄な検査や薬、受診を控えるくらいの努力はしてもいいかもしれません。
高齢者には一定金額以上の診療はしないとでも決めない限り、医療費の増加は続きます。医療費の抑制を考えることも大切ですが、国家予算のなかでどう負担していくのか、増税か、自己負担を増やすかなどを、国はもっと議論して決めてほしいと思うばかりです。でも今の日本の政治を見ていると・・ 本当に暗くなります。
高齢化が進行している以上、医療費の増加は避けられません。皆が少しでも効果のある薬を求め、少しでも侵襲の少ない治療法を希望する限り、これらにかかる費用は減りません。医師も製薬会社もただで、最新の治療を提供するわけにはいかないのですから、どうしても負担は増えざるを得ません。
また各種疾患には診療のガイドラインが作られています。例えば高血圧のガイドラインを遵守するならば、大抵何種類か薬を投与することになります。薬剤費が減る訳がありません。以前書いたジェネリック医薬品を使ったとしても大幅には変わらないでしょう。無駄な検査や薬、受診を控えるくらいの努力はしてもいいかもしれません。
高齢者には一定金額以上の診療はしないとでも決めない限り、医療費の増加は続きます。医療費の抑制を考えることも大切ですが、国家予算のなかでどう負担していくのか、増税か、自己負担を増やすかなどを、国はもっと議論して決めてほしいと思うばかりです。でも今の日本の政治を見ていると・・ 本当に暗くなります。
2011年9月27日火曜日
9月も
9月ももうすぐ終わりそうです。一時は残暑がきつかったのに、台風が通り過ぎたあとからはめっきり涼しくなりました。
たびたび書き込みましたが、松本市の特定健診は9月いっぱいで終わりです。あと3日間です。まだ受けていなくて希望される方は、お早めに。 もっとも毎年受診率がそんなに高いわけではないようです。この健診の効果がどの程度なのかわかりませんが、自分の身体のことを知るにはいい機会だと思うので、受診したことのない方は、来年度にでも受けてみてください。
たびたび書き込みましたが、松本市の特定健診は9月いっぱいで終わりです。あと3日間です。まだ受けていなくて希望される方は、お早めに。 もっとも毎年受診率がそんなに高いわけではないようです。この健診の効果がどの程度なのかわかりませんが、自分の身体のことを知るにはいい機会だと思うので、受診したことのない方は、来年度にでも受けてみてください。
2011年9月9日金曜日
ジェネリック医薬品について(2)
私はジェネリック医薬品処方を特に推進する立場をとっているわけではありません。
公平に考えてみて、ジェネリックは先発品とほぼ同じ効果はあるだろうと思っています。実際にジェネリックを投与して、期待通りの結果が得られている場合が多いからです。
エビデンス(医学的根拠)がジェネリックにはないと言われています。一つだけジェネリックの効果を確かめた論文を見たことがありますが、効果は先発品と同等でした。元々同成分を使っているのだから、効果は同等のはずで、エビデンスを得るための臨床試験をジェネリックメーカー(中小企業が多い)に強いるのは、あまりにも酷と思います。
前回分にも書いた報告書には、ジェネリックから先発品に戻したケースがあり、その理由が記載されていました。剤形の大きさや味が合わず変更した場合や、明らかな副作用の場合はともかく、何となく効かない気がするとか、ジェネリックでは不安といった答えについては、思い込みでしかないのではと思ってしまいます。先発品で出なかった副作用や、味の問題などは主成分以外の添加物に起因すると思われ、これは致し方ないのですが、ほとんどのケースは、戻す必要がなかったような気がします。
薬剤師さんは最初からジェネリックを出してみたらどうですか? 多くの医師は最初から処方箋に変更不可のサインはしていないはずです。
先発品メーカーが多額の開発費をかけて作った薬が大事なのは重々承知ですが、経済的負担の軽減のためにもジェネリックはもっと普及してもよいと思っています。
公平に考えてみて、ジェネリックは先発品とほぼ同じ効果はあるだろうと思っています。実際にジェネリックを投与して、期待通りの結果が得られている場合が多いからです。
エビデンス(医学的根拠)がジェネリックにはないと言われています。一つだけジェネリックの効果を確かめた論文を見たことがありますが、効果は先発品と同等でした。元々同成分を使っているのだから、効果は同等のはずで、エビデンスを得るための臨床試験をジェネリックメーカー(中小企業が多い)に強いるのは、あまりにも酷と思います。
前回分にも書いた報告書には、ジェネリックから先発品に戻したケースがあり、その理由が記載されていました。剤形の大きさや味が合わず変更した場合や、明らかな副作用の場合はともかく、何となく効かない気がするとか、ジェネリックでは不安といった答えについては、思い込みでしかないのではと思ってしまいます。先発品で出なかった副作用や、味の問題などは主成分以外の添加物に起因すると思われ、これは致し方ないのですが、ほとんどのケースは、戻す必要がなかったような気がします。
薬剤師さんは最初からジェネリックを出してみたらどうですか? 多くの医師は最初から処方箋に変更不可のサインはしていないはずです。
先発品メーカーが多額の開発費をかけて作った薬が大事なのは重々承知ですが、経済的負担の軽減のためにもジェネリックはもっと普及してもよいと思っています。
2011年8月30日火曜日
ジェネリック医薬品について(1)
今回も薬ネタです。ジェネリック医薬品とは後発医薬品のことで、先発品の特許切れに伴って、同一薬効成分を持った薬として発売されるものです。薬効成分の開発に最も時間とお金がかかるので、その手間のない後発品は安く開発され、薬価も安くなります。厚生労働省は、患者負担の軽減と医療保険財政の改善ということで、後発品の普及を進めていて、平成24年度までにシェア30%以上という目標を立てています。厚労省よりも財務省が医療費を抑制したいとより強く思っているでしょう。(少しそれますが、今度の野田首相は財務省寄りと言われていますね。その善し悪しを言うのは難しいですが)
先日長野県から、昨年度の県内保険薬局におけるジェネリック医薬品使用実態調査が送られてきました。 これによると、県内全体で後発品採用割合が30%以上の薬局は、わずか1.6%でした。日本全体もおそらくこれに近いと思われます。普及しない理由について、後発品メーカーの供給力の不安定さ、医師や薬剤師の信頼不足などがあると言われています(Wikipediaなどより)。
多くの後発品メーカーは小さな企業なので、供給力については仕方ありません。信頼されにくい理由は、薬効が同等ではない、副作用が多いといった思いがあるからでしょう。実際はどうなのでしょうか。
続きは次回で。
先日長野県から、昨年度の県内保険薬局におけるジェネリック医薬品使用実態調査が送られてきました。 これによると、県内全体で後発品採用割合が30%以上の薬局は、わずか1.6%でした。日本全体もおそらくこれに近いと思われます。普及しない理由について、後発品メーカーの供給力の不安定さ、医師や薬剤師の信頼不足などがあると言われています(Wikipediaなどより)。
多くの後発品メーカーは小さな企業なので、供給力については仕方ありません。信頼されにくい理由は、薬効が同等ではない、副作用が多いといった思いがあるからでしょう。実際はどうなのでしょうか。
続きは次回で。
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