今年も残すところあと2週間ほどになりました。
年末年始の診療についてお知らせします。
年内は12月28日(水)午前まで診療します。
休診は12月28日午後から、1月3日までです。1月4日(水)から通常診療となります。
傷の処置が必要な方や、在宅で往診や訪問診療が必要な方については、この限りではありません。適宜対応致します。携帯電話等へ連絡して下さい。
松本市の高齢者のインフルエンザ予防接種期間は1月31日まで延長されています。但し市内でも少し流行し始めているようです。ご希望の方は年内接種の方がよいかもしれません。
2011年12月16日金曜日
2011年12月13日火曜日
昇格正式決定! そして来季は?
昨日正式に松本山雅FCのJ2昇格が決定しました。 最終戦はふがいない内容で少しケチがついてしまいましたが。町田ゼルビアと同時昇格で、J2は来季22!チームでリーグ戦を行い、JFLへの降格もありということになりそうです。またJ1への昇格はプレーオフが導入されそうで、上位(5、6位くらい)までいけばJ1への昇格の可能性がありそうです。
*以下の試合内容や戦術などの記載は自分でみたものではなく、あくまでもメディアを通してのものなので、正確ではないこともあります。
現実的に来季一気にJ1まで行くのは難しいでしょう。J2のレベルは少し上がってきているように思われます。J1からの降格組が(主力離脱の影響はあっても)すぐに再昇格とならず、今年のように昇格経験のない鳥栖や徳島、栃木、果ては北九州までが上位に来たことからも、一時囁かれていたJ2内の2極化(昇格組と固定組)の図式はくずれつつありそうです。柏やFC東京は戦力を維持していたので別格ですが、降格組(甲府、山形、福岡)はもちろん他の今季上位は互角と思われ、混戦となるでしょう。
そのなかで、山雅は来季どんな目的でいくのかを意思統一することが大事でしょう。今季はJ2昇格という目標がありましたが、来季は一気に昇格を目指すのか、まずは戦術を練り上げて再来季以降に昇格を目指すのか、この辺りをフロントを含めたチーム全体で統一しないと、チームがバラバラになる危険性があります。今季途中からはロングボール主体の攻撃で、安全な試合運びを優先させたようですが、戦術の統一も必要だと思います。
J1でも一体感のあるチームが上位に行き、そうでないチームは下位に沈みました。前者の典型が柏やG大阪、名古屋などで、後者の代表は浦和でしょう。個性の強いメンバーが揃っていた今季の山雅です。彼らを束ねて、フロントと一体となってサッカーをするためには、監督選びがとても重要だと思います。誰になるのか注目です。
*以下の試合内容や戦術などの記載は自分でみたものではなく、あくまでもメディアを通してのものなので、正確ではないこともあります。
現実的に来季一気にJ1まで行くのは難しいでしょう。J2のレベルは少し上がってきているように思われます。J1からの降格組が(主力離脱の影響はあっても)すぐに再昇格とならず、今年のように昇格経験のない鳥栖や徳島、栃木、果ては北九州までが上位に来たことからも、一時囁かれていたJ2内の2極化(昇格組と固定組)の図式はくずれつつありそうです。柏やFC東京は戦力を維持していたので別格ですが、降格組(甲府、山形、福岡)はもちろん他の今季上位は互角と思われ、混戦となるでしょう。
そのなかで、山雅は来季どんな目的でいくのかを意思統一することが大事でしょう。今季はJ2昇格という目標がありましたが、来季は一気に昇格を目指すのか、まずは戦術を練り上げて再来季以降に昇格を目指すのか、この辺りをフロントを含めたチーム全体で統一しないと、チームがバラバラになる危険性があります。今季途中からはロングボール主体の攻撃で、安全な試合運びを優先させたようですが、戦術の統一も必要だと思います。
J1でも一体感のあるチームが上位に行き、そうでないチームは下位に沈みました。前者の典型が柏やG大阪、名古屋などで、後者の代表は浦和でしょう。個性の強いメンバーが揃っていた今季の山雅です。彼らを束ねて、フロントと一体となってサッカーをするためには、監督選びがとても重要だと思います。誰になるのか注目です。
2011年12月5日月曜日
祝!J2昇格
やりました!松本山雅が昨日勝って、今季のJFL4位以内を確定。成績以外の条件はほぼ合格なので、来季からのJ2昇格がほぼ決定しました。
どのメディアでも書かれていましたが、JFL屈指の戦力を揃えながら、成績が上がらず、監督を解任。さらに期待の松田が急逝となって戦力ダウン、今季もダメかと思われていただけに奇跡に近い結果となりました。
今季は都合がつかず全く試合を見に行っていないので、内容について色々と言えませんが、当初はチーム内で意識や戦術の統一ができていなかったようで、気持ちだけが空回りし無駄な反則警告が増えて、メンバーが入れ替わるという悪循環に陥っていたように思います。よく立ち直ったというか、立て直したなあという感じです。途中補強はリスクもありますが、大橋、飯尾などの選手がうまくはまったのもラッキーでした。
選手の顔ぶれはJ2でも通用すると思いますが、多少の補強(GK、DFなど)は必要でしょう。但しJFLで短期間に結果を求められたのとは違うので、J2ではある程度時間をかけて今のメンバー中心に戦術や結束を高めていくほうが、上位に行けるのではないかと思います。それは今季のJ1の結果からも言えます。(J1については、後日書きます)
ともあれ、来季はアルウィンにカズの横浜FCやJ1経験のある千葉や京都も来るわけで、楽しみです。来季は見に行きたいなあ。(今季もまだ1試合残っていました)
どのメディアでも書かれていましたが、JFL屈指の戦力を揃えながら、成績が上がらず、監督を解任。さらに期待の松田が急逝となって戦力ダウン、今季もダメかと思われていただけに奇跡に近い結果となりました。
今季は都合がつかず全く試合を見に行っていないので、内容について色々と言えませんが、当初はチーム内で意識や戦術の統一ができていなかったようで、気持ちだけが空回りし無駄な反則警告が増えて、メンバーが入れ替わるという悪循環に陥っていたように思います。よく立ち直ったというか、立て直したなあという感じです。途中補強はリスクもありますが、大橋、飯尾などの選手がうまくはまったのもラッキーでした。
選手の顔ぶれはJ2でも通用すると思いますが、多少の補強(GK、DFなど)は必要でしょう。但しJFLで短期間に結果を求められたのとは違うので、J2ではある程度時間をかけて今のメンバー中心に戦術や結束を高めていくほうが、上位に行けるのではないかと思います。それは今季のJ1の結果からも言えます。(J1については、後日書きます)
ともあれ、来季はアルウィンにカズの横浜FCやJ1経験のある千葉や京都も来るわけで、楽しみです。来季は見に行きたいなあ。(今季もまだ1試合残っていました)
2011年12月2日金曜日
肉食は罪?
宗教的な話題みたいですが、先日こんなニュースがありました。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111128-OYT1T00389.htm
昔から言われていた、「高脂肪食は大腸癌の危険因子」というのを裏付けるデータとしています。11月29日は「いい肉(29)の日」だったので、いやがらせのようになってしまいました。肉は全部だめか、鶏肉もだめなのか、100gなんてすぐ越えてしまうが、などと意見がでそうだけれど、ニュース記事にはそこまで詳しく書いてありません。肉の内容はともかく、高脂肪、高カロリーは大腸癌の危険因子であることは間違いなく、近年日本で大腸癌が増加しているのも、この辺りに理由があると思っています。糖尿病患者に大腸癌が多いというデータも以前出ていましたが、これも食生活を考えれば十分考えられることです。
一方で焼き肉ダイエット
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20111130/224717/?P=4 なんてものもあります。要は肉の種類と合わせて食べるものの工夫で、糖質分のカロリーを補えるのでやせるというものです。先に挙げたがん研究センターの研究では、肉以外の要素(飲酒や糖質分、運動など)は含まれていないようなので、単純に肉食が大腸癌の原因とは言い切れませんが、かといって焼き肉ダイエットもなあ・・・という感じです。
自分も肉は好きですが、大切なことはバランスよく食べることだと常々思っているので、極端なことを考えずほどほどに食べようと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111128-OYT1T00389.htm
昔から言われていた、「高脂肪食は大腸癌の危険因子」というのを裏付けるデータとしています。11月29日は「いい肉(29)の日」だったので、いやがらせのようになってしまいました。肉は全部だめか、鶏肉もだめなのか、100gなんてすぐ越えてしまうが、などと意見がでそうだけれど、ニュース記事にはそこまで詳しく書いてありません。肉の内容はともかく、高脂肪、高カロリーは大腸癌の危険因子であることは間違いなく、近年日本で大腸癌が増加しているのも、この辺りに理由があると思っています。糖尿病患者に大腸癌が多いというデータも以前出ていましたが、これも食生活を考えれば十分考えられることです。
一方で焼き肉ダイエット
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20111130/224717/?P=4 なんてものもあります。要は肉の種類と合わせて食べるものの工夫で、糖質分のカロリーを補えるのでやせるというものです。先に挙げたがん研究センターの研究では、肉以外の要素(飲酒や糖質分、運動など)は含まれていないようなので、単純に肉食が大腸癌の原因とは言い切れませんが、かといって焼き肉ダイエットもなあ・・・という感じです。
自分も肉は好きですが、大切なことはバランスよく食べることだと常々思っているので、極端なことを考えずほどほどに食べようと思います。
2011年11月22日火曜日
アバスチン
今日は少し専門的な話。先週末にこんなニュースがありました。
www.yomiuri.co.jp/science/news/20111119-OYT1T00275.htm
アバスチンは大腸癌に最初承認され、分子標的治療薬の先駆となった薬品で、現在進行再発大腸癌には欠かせない薬となっています。その後適応拡大をして、アメリカでは乳癌の適応も取得していたようで、日本でも今年9月に承認されていました。乳癌の専門医ではないので詳しくは言えないけれど、新たな選択肢として期待されていたみたいです。
まだ承認から2ヶ月しか経っておらず、日本ですぐに承認取り消しになるかは不明ですが、効果不明(または無効)の薬をいつまでも承認というわけにはいかないでしょう。副作用もあるし。裁判で勝訴したとはいえ、イレッサの二の舞は避けたいだろうし。
海外での治験結果で国内承認も得られるようになり、いわゆるドラッグラグは減る方向ですが、こうなると日本での治験も必要なのでは、なんて話もまた出るかもしれません。
www.yomiuri.co.jp/science/news/20111119-OYT1T00275.htm
アバスチンは大腸癌に最初承認され、分子標的治療薬の先駆となった薬品で、現在進行再発大腸癌には欠かせない薬となっています。その後適応拡大をして、アメリカでは乳癌の適応も取得していたようで、日本でも今年9月に承認されていました。乳癌の専門医ではないので詳しくは言えないけれど、新たな選択肢として期待されていたみたいです。
まだ承認から2ヶ月しか経っておらず、日本ですぐに承認取り消しになるかは不明ですが、効果不明(または無効)の薬をいつまでも承認というわけにはいかないでしょう。副作用もあるし。裁判で勝訴したとはいえ、イレッサの二の舞は避けたいだろうし。
海外での治験結果で国内承認も得られるようになり、いわゆるドラッグラグは減る方向ですが、こうなると日本での治験も必要なのでは、なんて話もまた出るかもしれません。
2011年11月21日月曜日
まだやっています
インフルエンザの予防接種の話ではありません。水道工事です。当院前の道路は終わったようですが、東側の細い道をずっとやっています。ご近所から歩いてこられる方にとっては大事な道ですが、細いので歩行者すら通れません。いくら何でも今週には終わると思うのですが。
別の話題。HPを見ていただくと書いてありますが、当院は相澤病院と連携をしています。院内にも小さく掲示をしていますが、電子カルテの共有化を図っていて、お互いの診療情報をみられるようになっています。閉鎖された回路での情報交換なので、個人情報の流出につながる可能性は極めて低くなっています。病院と診療所が連携して、地域内で1人1カルテの体制を作ろうとする準備段階と言えます。このことについて、もし心配や不安な点があればお尋ね下さい。
別の話題。HPを見ていただくと書いてありますが、当院は相澤病院と連携をしています。院内にも小さく掲示をしていますが、電子カルテの共有化を図っていて、お互いの診療情報をみられるようになっています。閉鎖された回路での情報交換なので、個人情報の流出につながる可能性は極めて低くなっています。病院と診療所が連携して、地域内で1人1カルテの体制を作ろうとする準備段階と言えます。このことについて、もし心配や不安な点があればお尋ね下さい。
2011年11月11日金曜日
TPPとオリンパス
ここ数日はこの2つが新聞ネタになっています。まずはTPP
環太平洋といってもアメリカのターゲットは日本だと言われています。昔からアメリカは自国内の経済状態が悪くなると日本に関税撤廃を要求してきたので、これもそれの流れだと思います。高失業率と経済の失速に苦しみ、来年に大統領選挙があるので、オバマ大統領も経済界の支援を受けようと必死です。日本も今までは輸入自由化などには反対してきたけれど、今回はアメリカ同様に国内経済が失速していて、何とか打開したいという思惑があると思われます。TPP参加の是非はともかく、お互いメリットありと思っているようですが、アメリカも日本も国内経済がともに悪いわけで、将来性もあまり期待できないと思います。他の新興国は別として、日本やアメリカの市場なんて、今はそんなに価値はない気がします。
それでもTPPの議論には価値があると思います。農業だけでなく医療分野にも改革のチャンスがある気がするからです。TPP参加で医療分野の規制緩和や混合診療の解禁の可能性ありとの記事がみられます。高齢化社会の進行と経済低成長のなかで、新しい国の形を考える必要があり、特に医療や社会保障の改革は絶対必要です。TPPに参加せずとも、この圧力をきっかけにして議論や改革が進めばいいなと思います。
オリンパス・・・・当院の内視鏡もオリンパスです。技術は一流なのに経営者が・・あ、ほ。この問題もイギリス人CEOが指摘して初めて公になったものです。国内や社内の問題を外圧なしに自分達だけで解決できないみたいで、情けないです。
環太平洋といってもアメリカのターゲットは日本だと言われています。昔からアメリカは自国内の経済状態が悪くなると日本に関税撤廃を要求してきたので、これもそれの流れだと思います。高失業率と経済の失速に苦しみ、来年に大統領選挙があるので、オバマ大統領も経済界の支援を受けようと必死です。日本も今までは輸入自由化などには反対してきたけれど、今回はアメリカ同様に国内経済が失速していて、何とか打開したいという思惑があると思われます。TPP参加の是非はともかく、お互いメリットありと思っているようですが、アメリカも日本も国内経済がともに悪いわけで、将来性もあまり期待できないと思います。他の新興国は別として、日本やアメリカの市場なんて、今はそんなに価値はない気がします。
それでもTPPの議論には価値があると思います。農業だけでなく医療分野にも改革のチャンスがある気がするからです。TPP参加で医療分野の規制緩和や混合診療の解禁の可能性ありとの記事がみられます。高齢化社会の進行と経済低成長のなかで、新しい国の形を考える必要があり、特に医療や社会保障の改革は絶対必要です。TPPに参加せずとも、この圧力をきっかけにして議論や改革が進めばいいなと思います。
オリンパス・・・・当院の内視鏡もオリンパスです。技術は一流なのに経営者が・・あ、ほ。この問題もイギリス人CEOが指摘して初めて公になったものです。国内や社内の問題を外圧なしに自分達だけで解決できないみたいで、情けないです。
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