2014年7月10日木曜日

理想と現実

ドタバタしているうちに7月になっていました。更新せずにいました。いつの間にかサッカーW杯も決勝(と3決)のみになってしまいました。本日10日は地元地区での災害医療の説明会の予定でしたが、台風の影響で中止になりました。
理想は高い方が良く、その理想の実現に向って進むというのが何事においても大事なことです。しかし実際にはそううまくいかなくて、理想を捨てて現実的な路線を歩まざるを得ない事が多々あります。私が開業当初に描いていた理想像は、かなり甘いもので夢想に近いものでした。それでも何とか続けてきて、わずかながら理想に近くなったところはあります。例えば在宅医療であったり、傷の治療であったり。まだまだ変革したいこと、進化させたいことは山ほどあるので、現実にくじけず続けたいと思っています。
それは今回のW杯を見て感じることでもあります。ベスト4のチームは、1)理想を捨て現実的に戦うオランダ、2)理想形なのか、極めて現実的なアルゼンチン、3)理想を実現しかつ現実に即した戦い方のドイツ、4)理想と現実の間で揺れ動いたブラジルと分けて考えました。3)が最も望ましいことは確かですが、勝つことが前提であれば、1)や2)も有力な方法です。日本は4)のタイプだと思います。結果が出れば良かったのでしょうが、4)はどうしても失敗としか見られません。ドイツは過去の挫折から立ち上がり、理想のサッカーを少しずつ進めてきました。優勝するかはともかく、その国とチームの姿勢に学びたいと思います。

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