2012年11月20日火曜日

マイコプラズマ流行

先週からの道路工事が続いています。今週は正面道路なので、相当通行に障害があります。
ご了承下さい。
マイコプラズマの流行が続いているということで、製薬会社MRさんが抗生物質の宣伝に来ました。耐性菌が増えて治療に難渋しているケースが多いようです。
レントゲンで肺炎の所見があれば、疑って診断まで至りそうだけれど、実際気管支炎または咽頭炎くらいだと、疑っても診断は難しいです。長引く咳と痰の人には血液検査をしてもいいかもしれませんが、結果が出るまでに時間がかかる上に、その間抗生物質使うのかという問題もあります。マクロライド系の薬を使い過ぎて耐性菌が出たわけで、使いづらいです。でも実際は使ってしまっている(いた)ので、私も少し責任を感じています。
いわゆるかぜやRSウイルス感染、マイコプラズマなどを症状だけで鑑別するのはとても大変だと思うのですが、感染症専門医や小児科医は違うんでしょうか。
インフルエンザ並みに、迅速診断キット(あるらしいですが)がもっと普及してもらえばなあと思います。
まずは予防(うがい、手洗い)を。マイコプラズマにワクチンはありません。
一方インフルエンザの予防接種は始まっています。希望される方はどうぞ。今年はワクチンに余裕がありそうです。

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