2012年2月10日金曜日

自殺問題 GKB47って何

インフルエンザの流行は全国規模で拡大していて、推定患者数は200万人を越えているようです。一部病院では院内感染から死者も出ています。これだけ寒く、空気が乾燥しているので、感染しやすい状況が揃っています。まだしばらくは流行が続きそうな気がします。
内閣府が考案した「GKB47宣言」が撤回されるようです。 元々意味不明ですが、自殺対策の支援者などをgate keeper(門番ってこと?)とすることから名付けたらしいですが、AKB48もじりとか、GKBはゴキブリを意味する?とかで批判の的になっていました。昨年日本全国で自殺者は3万人以上でした。標語も大事だけれど、対策の中身がどうであるかがあまり報道されず、肝心なところが抜けています。自殺を思いとどまらせる人は必要だけれど、なぜ死ななければならないのか、その原因への対策もより重要です。
自殺原因の多くは健康問題、家庭問題、仕事や学校での問題などですが、単独ではなく複合的な要因と考えられています。(自殺が減らない理由(All About))
先日も市内でおそらく介護疲れが原因と思われる自殺(心中)事件がありました。何とか誰かがうまく介入できれば防げたかもしれません。医者はうつ病や他の身体的疾患の治療はできても、自殺を完全に防ぐことはできません。相談を受けても実際の介入や支援には他職種の人の協力が必要です。先のAll Aboutの記事のように総合的な支援をできるような対策(政策)をお願いしたいです。不勉強ですみませんが「GKB47」の中身に入っていたのでしょうか?

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