2012年6月12日火曜日

ABC検診

ABC検診というのがあります。胃がんになりやすい方を判別して、検診の効率を上げるために考え出されたものです。
多くの胃がんは、ピロリ菌感染→慢性胃炎→発がん と進むと考えられています。つまり、「胃がんになりやすい」というのは、(1)胃粘膜の萎縮が進み、慢性胃炎の状態、(2)ピロリ菌に感染している、この2つの状態を言っています。この2つの状態を「血液検査をするだけで」判定しようというのが、ABC検診です。(1)はペプシノーゲン、(2)はピロリ菌の抗体を測定します。その結果でなりやすいか否かをABCDの4段階に分けて判定し、なる危険性が高いと判定されれば、「毎年内視鏡検査を受けましょう」となります。逆に危険性が低いと判定されれば、「頻回な検査は不要としてもよいでしょう」となります。胃がんリスクの高い人に集中して検査を行えるので、効率のよい検診となります。
あくまでも、「リスク判定」の検診なので、血液検査でがんを発見するわけではありません。また、自覚症状のある方や、既にピロリ菌の除菌を受けている方などは、対象になりません。検診なので、保険は効きません。自費診療となります。
当院でも行っていますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
日本胃がん予知・診断・治療研究機構HPより

2012年6月6日水曜日

天体ショー

今年の前半は天体ショーが続いていますが、先日書いた金環日食は見られたものの、部分月食と今日の金星の太陽面通過は、残念ながら見ることができませんでした。今朝は曇り空で太陽すら見えず、午後陽がさしてきた時には、時間も遅い上に、往診先のため日食メガネなし。うまくいかないものです。
国立天文台撮影の金星の太陽面通過画像 というのを夜になって見つけました。動画でみると小さな宇宙船が動いているみたいに見えます。次は100年以上先にしか見られないのか・・・
アーカイブ画像としてこのまま保存しておいてもらえると、もしかして思い出した時にいいかもと思います。

2012年5月30日水曜日

生活保護の問題について

お笑いの中ではまあまあだと思っていた「次長課長」でしたが、この話題ではたたかれまくっています。
本来は弱者救済のための生活保護を、暴力団関係者などが悪用して、不正受給者が多数いるのではないかという所から問題が始まり、意図的かはともかく(河本さんも)、親族に援助者がいるのに受給しているケースもあることが問題になっています。以前から問題視されてきた事柄ですが、生活保護受給者が最多になり、より表面化してきました。
失業者が増え、十分なセーフティーネットがないため、生活保護に頼らざるを得ない人が増えているのは事実でしょう。受けるべき人にしっかりと受給できるようにするためには、制度や受給額の見直しよりも、制度の運用をしっかりすることが大切だと思います。役所の方も大変だとは思いますが、いい加減な仕事をしていた社会保険庁のようになっては困ります。
生活保護者だからといって、診療において対応を変えることはしていませんが、他の方と同様になるべくジェネリック品を使うとか、無駄な検査はしない、などしています。慢性疾患や具合の悪いときにかかるのは問題ありませんが、医療費タダだからという理由で、むやみに受診するのは、ぜひやめてもらいたいと思います。
今回「次長課長」の問題を最初に取り上げたのは、某国会議員だったようです。国会議員の仕事は、不正受給者を減らすよりも、いかに受給者を減らすようにするかではないでしょうか。議員定数の削減や歳費の削減をすれば、削減分の予算は他に回せます。増税批判しながら、自分達の身を切る話は全くしていません。普段弱者の味方をうたう政党も。他にも政策はあるはずです。議員としての本来の仕事をしっかりしてほしいものです。

2012年5月21日月曜日

金環日食

全国的に金環日食ブームのなか、私も見ました。昨日夜の天気予報は晴れに変わっていましたが、その通りのいい天気でした。日食ビジネスに乗せられて買った日食グラスで、バッチリ見えました。午前6時すぎには太陽が欠け始めて、7時30分過ぎには最大に欠けていました。隣の塩尻市は全国放送でも出るくらいのきれいな金環食プラス、ベイリービーズという現象が見えていましたが、松本は完璧な金環食まではいっていないようでした。それでも「ほぼ金環」でした。写真はとれないので証拠は残りませんが、貴重な体験を文字通り目に焼き付けました。
日食グラスが役に立ってよかったね、と家族。次に松本で金環日食が見られる頃は生きていないと思うので、一生の思い出になりますかね。少し大げさですが。

2012年5月2日水曜日

弱者の戦い方

連休の谷間ですが、当院は暦通り診療しています。
連休中サッカーJ2は、10日間で4試合という過密日程で試合をしています。家庭の事情やアウェーがらみなどで、松本山雅の試合を生で見ることはできていませんが、先日の京都戦はテレビ中継がありました。以前に比べてゲーム終盤に足が止まる場面が減ってきたようで、守備網が決定的に破綻することがなくなった印象です。
サッカーで弱者が勝つには、守ってカウンターに賭けるというのが常識的です。それでもボール支配される時間が長くなると、どうしても疲れたりして失点→負けにつながりやすいのですが、そこを踏ん張れているので、負けないサッカー ができています。勝つためには点を入れる必要がありますが、あまり攻撃に比重を置くと失点しやすくなるため、これからどうバランスをとっていくかでしょう。
サッカーに限らず、弱者は常に守りに入りがちです。性急に結果を求めなければ、サッカーにおいても、多少失敗してもパスをつないで攻撃的にいく、という考えもあります。守備重視のままだと気持ちが後ろ向きになりやすく、前向きになりにくくなるように思います。松本山雅のサッカーは今のままでもO.Kですが、広く人生や仕事においては、弱者であっても攻めの姿勢が大事。そう考えています。

2012年4月20日金曜日

ポリオワクチン

今週になって松本市内の桜が満開になりました。今日は生憎の天気になっていまいましたが、もうしばらくは花を楽しめるでしょうか。
先日松本市のポリオの予防接種に担当で行ってきました。私は診察と問診の係だったので飲ませていませんが、経口ワクチンというのは楽なようで難しいのではないかと、いつも思っています。
そんな折、こんなニュースが。ポリオ単独不活化ワクチン接種開始へ
先日接種したポリオワクチンは生ワクチンで、まれに麻痺を起こすと言われています。一方の不活化ワクチンは、麻痺を起こすことはまずない(ゼロかは不明)と言われ、昨年くらいからメディアなどでも取り上げられていました。神奈川県は国の承認を待たずに不活化ワクチンの接種を始めていました。現在の生ワクチンに比べて、費用がかかる(当然公費負担になりますが)、接種回数が多い(現行2回、不活化4回)、皮下注射する、など異なる点があります。負担は増えても安全をと思う方が多いと思います。
早ければ9月から接種開始となるようですが、既に生ワクチンの接種を受けた場合にどうなるのかなど、詰めるべき点があるので、実際どう接種していくかは未定です。それまで接種を控えるという人もいるかもしれませんが、自治体によってばらつきもあるので、開始まで時間がかかるような場合には、今の「生ワクチン」を受けた方がよいのではないかと思います。ポリオにかかるより、ワクチンでの副作用の方が確率は低いので。
不勉強なので、海外での導入実績が何年(何十年?)もあることを、昨年になって知りました。いかに日本の行政=厚労省(厚生省)が怠慢であった(ある)ことを示す例です。あらためて役に立たない役所であることを感じます。

2012年4月9日月曜日

4月になりました。

4月9日になりました。
春らしくなり、当院の駐車場脇にある白梅が少し花開いています。
お知らせが遅くなりましたが、当院の院長が4月から交代となり、私が院長となりました。
芸能人のように、ブログでごあいさつとご報告をさせていただきます。
Bloggerが新しくなり、現在入力中の画面も変わって、とても変な感じです。Googleはここを変えてまた何かやろうとしているのでしょうか?最近あまり良い話題は出てきませんが。
一方当院は外見も診療内容も変わりありません。
新年度からもよろしくお願いします。