2012年7月25日水曜日

高校野球とオリンピックのサッカー

高校野球の長野県大会が終わりました。高校野球ファンではないけれど、応援したくなる気持ちは分かります。勝ち負けに関わらず、一生懸命プレーをしているから惹かれるのだと。
高知県の明徳義塾が甲子園行きを決めたけれど、相手の4番打者を敬遠したとのことで、20年前の松井の敬遠がまた話題になっています。甲子園に行くこと、勝つことは当然目標であり、夢ではあるけれど、敬遠してまで勝ちに行くのがよいのか、賛否両論あります。
正々堂々とか、教育的見地からどうとかいうのは、好きではありません。ただ決勝戦でエースと4番バッターが対決するという真剣勝負ができなかったのは、多くの人にとって残念だったろうと思います。もう二度とそんな場はないのですから。チームスポーツとはいっても、野球は投手対打者の対決が全てでしょう。
もうすぐロンドンオリンピックが始まります。男子サッカーは23歳以下の代表(オーバーエイジ含む)ですが、今回の代表は若いカテゴリーで世界大会に参加できなかったメンバーが多いようです。A代表を含む強豪のU-23スペインと真剣勝負ができるなんて、とても貴重な機会です。結果も大事だけれど、守り一辺倒に入らず、自分たち本来のサッカーで勝負してほしいと思います。高校球児と違って、彼らの多くは将来A代表に入るはずです。大敗しても今回の経験が将来生きるような、そんな試合になることを期待しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿