2012年12月19日水曜日

テレビ信州 奥様はホームドクター について

テレビ信州の「奥様はホームドクター」についてコメントします。
今週「自宅でできるケガとヤケドの治し方」というテーマで放送することを医師会の情報で月曜(17日)に知りました。諏訪中央病院の皮膚科の医師がコメンテーターです。
以前から諏訪や上伊那地域から当院まで来られる患者さんがいて、湿潤療法をする医師がいてくれればいいのにと思っていました。15時50分から5分間の放送なので、見られないかもと思い、わざわざ18日分放送を録画して見ました。
事前にテレビ信州のHPで内容を見て予想はしていましたが、がっかりというか、こんな内容を放送するなよ、という感じでした。
「消毒しないで洗う」のは良いですが、「石けんを使って洗う」のはバツ。刺激が強くて痛い場合もあり、石けんなしが正解。「入浴後にワセリンを塗ったガーゼを当てる」もバツ。せっかくワセリンを塗ってもガーゼでは傷について乾燥させていまい、交換時に痛みが出ます。ワセリン塗るならラップか、キズパワーパッドなどのハイドロコロイドの被覆材、プラスモイストなど傷に固着しない被覆材などを使うのが正解。
5分間なので、これしか内容がありませんでした。こんなレベルの放送を続けて見る必要はないので、今日からは見ません。もしご覧になった方がいたら、誤解しないで下さい。
長野県医師会の上層部は古い考えの人が多いから仕方ありません。諏訪地域を含め中南信の皆さんは、(他の地域の方も)「新しい創傷治療」のサイトを是非参考にして下さい。

2012年12月18日火曜日

憂鬱な結果

曇った空と同じくらい憂鬱な結果だった。勝ち負けは分かっていたが、その勝利の理由のほとんどは消極的支持(民主党以外)によるのだから、むなしい結果としかいいようがない。自民党政権(自公連立)になって変化するのは経済政策のみで、TPP参加や消費税増税、沖縄基地問題などの政策に変更はないだろう。今までよりも日米関係を強化すると言っているのだから。
今回どこの政党も、原発、消費税、TPP、憲法改正は訴えたが、それに比べて社会保障の問題は論議が深まらなかった。積極財政で一時的に景気は回復しても、貧困や失業率が改善するかは不透明だ。欧米ではインフレターゲットを導入していると声高に言う経済学者は多いが、日本より失業率の高い国が多い。一方でセーフティーネットの整備ははるかに日本が遅れている。弱者に対する視点がどこの政党にもなかった。
もっと憂鬱なのは、投票率の低さだ。前回変革を求めて投票率は上がったが、今回は結果と裏腹に投票率は大幅に下がった。投票したい候補や政党がないのは確かだが、無投票や白票は無責任委任になってしまう。死票になっても投票すべきだったと思う。他に政治家に対して意思を表明する手段はないのだから。

2012年12月11日火曜日

衆議院議員選挙

とても寒い日が続いています。12月でこんなに寒いと、この先が思いやられます。
選挙が近いので、こんなに寒いのに総理大臣や政党の幹部が続々松本に来ています。元々長野県は民主党が強いので、今回はどこも激戦区のようです。
今回ほど選択に迷う、つらい選挙はないです。元から積極的に支持している政党はないのに、今回はさらにひどい。少しでも支持したくなるところがない! 政策で少しずつ別々に選ぶような、アラカルト選挙(勝手に命名)にして欲しいなと。それでも近いところはあってもピッタリくる政策は一つもない・・
今後の医療政策や、貧困問題、原発の問題などなど山積みの課題を単独で処理できるような政党や政治家は、今の日本には見当たらない。
憂鬱なまま週末が近づいて、最後は鉛筆転がそうかと思うほど。 それでも仕方ないので、よりマイナスの少ない所を選ぶしかありません。結果がどうであっても、よかったとはきっと思えないし。本当につらい・・  寒さが余計に凍みる気がします。

2012年11月30日金曜日

11月の終わりとノロウイルス

11月も終わりです。寒くなりました。
元々古くて大きな建物だったので、冬場は院内が寒い感じで、ご迷惑をかけていました。風よけのために玄関にドアを増設しました。だいぶ良いようです。透明ガラスなので、ぶつからないように注意してください。
明日から12月。今年も長かったようでも、ここまでくるとあっという間に感じられます。
かぜの方はぽちぽちいますが、まだ松本地域でインフルエンザは流行していないようです。一方ノロウイルスは増えているようです。疑わしい場合は早めの受診と、手洗い、塩素系洗剤での洗浄などの注意が必要です。なまものの摂取も控えたほうが無難です。
気をつけましょう。

2012年11月20日火曜日

マイコプラズマ流行

先週からの道路工事が続いています。今週は正面道路なので、相当通行に障害があります。
ご了承下さい。
マイコプラズマの流行が続いているということで、製薬会社MRさんが抗生物質の宣伝に来ました。耐性菌が増えて治療に難渋しているケースが多いようです。
レントゲンで肺炎の所見があれば、疑って診断まで至りそうだけれど、実際気管支炎または咽頭炎くらいだと、疑っても診断は難しいです。長引く咳と痰の人には血液検査をしてもいいかもしれませんが、結果が出るまでに時間がかかる上に、その間抗生物質使うのかという問題もあります。マクロライド系の薬を使い過ぎて耐性菌が出たわけで、使いづらいです。でも実際は使ってしまっている(いた)ので、私も少し責任を感じています。
いわゆるかぜやRSウイルス感染、マイコプラズマなどを症状だけで鑑別するのはとても大変だと思うのですが、感染症専門医や小児科医は違うんでしょうか。
インフルエンザ並みに、迅速診断キット(あるらしいですが)がもっと普及してもらえばなあと思います。
まずは予防(うがい、手洗い)を。マイコプラズマにワクチンはありません。
一方インフルエンザの予防接種は始まっています。希望される方はどうぞ。今年はワクチンに余裕がありそうです。

2012年11月7日水曜日

道路工事のおしらせ

ただでさえ狭い当院周辺の道路なのですが、今週末から来週以降に道路工事が続くため、通行止めの期間があります。
詳細は近辺の道路に表示されていますが、まず9日(金)は当院前の道路が一部片側通行の予定です。
13日から16日は東側の狭い道が通行規制(16日(金)は完全通行止め)、20日から23日は正面の道路が通行規制です。23日は祝日で休診ですが、完全通行止めです。
アスファルトのでこぼこを直すらしいですが、元はといえば昨年の水道管工事の結果としてでこぼこになったので、昨年1回で全部済ましてくれよと思うのですが。松本市の公共工事も減っているようなので、仕方ないかもしれません。
院内にも掲示してあります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

2012年11月2日金曜日

メディアの姿勢

前回言いたいことを書いたので、少しすっきりしたかと思ったが、メディアについて書き足りない所があったので、間が空いたけど追加です。
朝日以外の週刊誌や新聞も、iPS細胞についての誤報、有名人の名誉毀損問題、犯人とは別人の写真掲載などと問題が続いています。誤報や写真間違いは検証不足だけれど、その背景にはスクープ狙いの過剰姿勢があります。スクープも大事ですが、何より信頼性が重要なので、検証は不可欠。そこが不十分ということです。
権力者や有名人と闘う、あるいはゴシップ探しをする場合も検証は必要だし、その報道後にどうするのかという姿勢も大事と思います。週刊朝日のようにすぐに謝ってしまっては、今後スクープは出しにくいし、有力者に反対する記事も書きづらいでしょう。
折しも都知事選が行われたり、国政の政局も混沌しているので、政治家がらみの記事は多くなるはずです。弱腰でなく、むやみに反対でもない姿勢で、信頼できる情報を提供してほしいものです。我々もメディアの情報を鵜呑みにしないで、自ら判断できるようにしないといけません。