2022年12月13日火曜日

適切な意思決定支援に関する指針について

 12月になり急速に寒さが増してきました。ようやく後遺症の咳も治まってきました。11月14日からは外来や訪問診療、往診等通常通りに行っています。

当院ホームページのトップページに 私のプロフィールがあります。その写真の下に、「適切な意思決定支援に関する指針」という文章を貼り付けました。人生の終末期における医療や介護について、本人や家族と話し合いながら、方針を決定していくことを、今までもしてはいました。今回在宅療養支援診療所の基準として、明文化することを求められ、あらためて文章にしました。松本市独自に作成した事前指示書があり、それを使いつつ、終末期における医療や介護の意思決定を支援したいと考えています。真に大事なことは文章を作ることではなく、実際にご本人やご家族に病状を説明し、今後の見通しや治療法などを呈示し、そのうえで意思決定をしてもらうことです。

今年1年ですでに10人以上の方のお看とりをさせていただきました。すべてご本人、ご家族の思う通りに最期を迎えられたのか分かりませんが、できるだけ希望に添う形で、今後も終末期医療、介護に携わりたいと思っています。

 

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